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フレッシュ つちやま
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第30回

時計を外してのんびり吉田町
ミカンの花の香りに誘われて、、、。
吉田町には、四国八十八ヶ所を一気にお参り出来るお寺があります。少しだけ歴史を紐解いて見ました。
 5月。吉田町はミカンの花が咲き、町中が甘く香ります。 海は夏色に変り、柔らかで気持ちのいい潮風とそれに舞うミカンの香りは、忙しさを忘れ、ホッとさせてくれます。 釣りも良し、昔ながらの陣屋を見るも良し、のんびりにいらしてください。


長福寺お四国御神体
長福寺お四国御神体
四国八十八ヶ所一括参り(長福寺)          
 吉田町の裡町(うらまち)にある長福寺は、このように八十八ヶ所の御神体すべての模刻があり、ここにお参りするだけで、すごいご利益間違い無し !? です。このお寺には小さな石の鐘があります。
 鉄の鐘は、戦争中に没収されたそうで、仕方なく石で作られたものだそうです。皆の想いが詰まった石の鐘。お参りしたらやっぱり良い事ありそうです。
町民の神様・安藤神社の由来          

安藤神社の吉田夏祭り
安藤神社の吉田夏祭り

安藤神社の吉田夏祭り
吉田町のシンボル・ミカンの花

 今年は7月2日に愛媛県のトップを切って夏祭りが行われます。勇壮で、町民にもっとも慕われている神社です。昔吉田藩に『僅かばかりの田畑を耕し、その苦を農民は言わず』と 一揆が起ります。吉田藩はそれを跳ね返したことで、農民の怒りが増し、 紙の専売をしていた豪商や、その支店のある宇和島藩領までも押入り、宇和島藩の説得も相手にされず、このままでは、、、。と『命を持ってこの 一揆を静める』と農民と話し合ったのが、吉田藩家老の安藤儀太夫継明。  この話し合いで、一気に一揆は沈静化され、安藤氏が死に就いた翌々日朝には、農民の訴えをすべて聞き入れた条約が出来ました。
 お礼参りをする人が絶えないことから、切腹の地に神社を築き、今直、 町民の神様として安藤神社は皆に慕われています。
  今のミカン産業の頑張りの元はここかもしれないと感じました。 今までは、お願いばかりのお参りでしたが、今年の夏祭りでは、 ちゃんとお礼を言わなくてはと思いました。 ほんの少し歴史を紐解いただけですが、昔の情緒は心痛く、なのに心温かくなります。吉田町には、そんな歴史が垣間見れるところが まだまだ残っています。それから人情も、きっと。


情報提供者:フレッシュ つちやま




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